CCNAや基本情報技術者試験を勉強していると、「ARP」という言葉が出てきますよね。
でも初心者の頃は、
- IPアドレス?
- MACアドレス?
- 何を変換してるの?
と混乱しやすいポイントでもあります。
この記事では、ARPについて初心者向けにやさしく解説します!
ARPとは?
ARP(Address Resolution Protocol)は、
IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み
です。
ネットワーク通信では、実際にはMACアドレスを使って通信しています。
そのため、
192.168.1.10 に送りたい!
↓
でもMACアドレスが分からない…
という時にARPが使われます。
イラストではこのような感じです。

IPアドレスとMACアドレスの違い
まずはここが重要です!
| 種類 | イメージ |
|---|---|
| IPアドレス | ネットワーク上の住所 |
| MACアドレス | 機器に付いている固有番号 |
例えば:
IPアドレス
192.168.1.10
MACアドレス
AA-BB-CC-DD-EE-FF
という感じです。
ARPの流れ
ARPはこんな流れで動きます。

このやり取りを、
- ARP Request
- ARP Reply
と呼びます。

つまり“192.168.1.10さんいますかー!”って聞いてる感じ?

そうですね。ネットワーク全体に聞いています。

返事が来たら通信できるんだ!

その通りです。
ARPを調べているのはPC
例えばPC1が、
192.168.1.10
へ通信したいとします。
しかし実際の通信では、MACアドレスが必要です。
そこでPC1は、
「192.168.1.10 のMACアドレス誰ですか?」
とARP Requestを送ります。
つまり、
ARPを実行しているのはPC自身
なんです!
スイッチの役割
ARP Requestは、
ブロードキャスト通信
です。
そのためスイッチは、
届いたARP Request
↓
同じネットワーク全体へ転送
を行います。
通信の流れ

という流れです。
ARPテーブルとMACアドレステーブルの違い
ここはCCNAでかなり重要です!
| 種類 | 内容 | 持っている機器 |
|---|---|---|
| ARPテーブル | IPアドレス ↔ MACアドレス | PC・ルーター |
| MACアドレステーブル | MACアドレス ↔ ポート番号 | スイッチ |
なぜARPが必要?
実際のネットワーク機器は、
MACアドレスを使って通信
しているからです。
IPアドレスだけでは通信できません。
そのため、
IPアドレス
↓
ARP
↓
MACアドレス
という変換が必要になります。
Packet TracerでもARPは使われる
Packet Tracerでpingを行うと、最初の1回だけ少し遅いことがあります。
これは、
- ARPでMACアドレス確認
- その後ping通信
をしているためです。
CCNAではかなり重要なポイントです!
ARPテーブルとは?
一度調べたMACアドレスは、一時的に保存されます。
これをARPテーブルと呼びます。
Windowsでは、
arp -a
で確認できます。
まとめ
ARPは、
IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み
です。
最初は難しく感じますが、
- IPアドレス=住所
- MACアドレス=機器番号
とイメージすると分かりやすくなります!
CCNAや基本情報でも頻出なので、しっかり押さえておきましょう!


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