はじめに
基本情報技術者試験では、論理演算に関する問題がよく出題されます。
論理演算と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
- AND
- OR
- NOT
の3つを理解できれば基本は十分です。
この記事では、初心者向けに論理演算の考え方をわかりやすく解説します。
論理演算とは?
論理演算とは、
「条件が正しいかどうか」
を判断するための計算です。
結果は次の2つしかありません。
- 真(True)
- 偽(False)
例えば、
「今日は晴れです」
なら真。
「今日は雨です」
なら偽。
この真と偽を組み合わせて判断するのが論理演算です。
AND(論理積)とは?
ANDは
「両方とも正しい」
場合だけ真になります。
例えば、
- 犬が好き
- 猫が好き
という条件があるとします。
ANDの場合は、
「犬も猫も好き」
な人だけが該当します。

真理値表で表すと次のようになります。
| A | B | A AND B |
|---|---|---|
| 真 | 真 | 真 |
| 真 | 偽 | 偽 |
| 偽 | 真 | 偽 |
| 偽 | 偽 | 偽 |
OR(論理和)とは?
ORは
「どちらか一方でも正しい」
場合に真になります。
犬好きと猫好きで考えると、
- 犬が好き
- 猫が好き
- 犬も猫も好き
すべて含まれます。

| A | B | A OR B |
|---|---|---|
| 真 | 真 | 真 |
| 真 | 偽 | 真 |
| 偽 | 真 | 真 |
| 偽 | 偽 | 偽 |
NOT(否定)とは?
NOTは
「反対の意味」
にする演算です。
例えば、
A = 犬が好き
の場合、
NOT A は
「犬が好きではない」
になります。

| A | NOT A |
|---|---|
| 真 | 偽 |
| 偽 | 真 |
集合との関係
前回学習した集合で考えると、
| 論理演算 | 集合 |
|---|---|
| AND | 積集合(A∩B) |
| OR | 和集合(A∪B) |
| NOT | 補集合(Ā) |
となります。
つまり、
- AND → 重なっている部分
- OR → 両方の円全体
- NOT → 円の外側
と考えることができます。
基本情報技術者試験での出題例
次の条件を考えてみましょう。
- A:Excelが使える
- B:Wordが使える
このとき、
A AND B
は何を表すでしょうか。
答えは
「ExcelもWordも使える人」
です。
ANDは両方満たすことがポイントです。
まとめ
- ANDは両方とも真
- ORはどちらかが真
- NOTは反対の意味
- AND=積集合
- OR=和集合
- NOT=補集合
論理演算は、基本情報技術者試験だけでなく、プログラミングやネットワークの学習でも頻繁に登場します。
次の記事では、XOR・NAND・NORについて解説します。
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