インターネットやネットワークの勉強をしていると、
- 192.168.1.1
- 10.0.0.1
- 172.16.0.1
のようなIPアドレスを見かけます。
これらはプライベートIPアドレスと呼ばれ、家庭や会社のネットワークで使用される特別なIPアドレスです。
この記事では、プライベートIPアドレスの意味や範囲、グローバルIPアドレスとの違いを初心者向けに解説します。
プライベートIPアドレスとは?
プライベートIPアドレスとは、
家庭や会社などの内部ネットワークで使用するIPアドレス
のことです。
例えば自宅のWi-Fiに接続したパソコンやスマートフォンには、プライベートIPアドレスが割り当てられています。
例
| 機器 | IPアドレス |
|---|---|
| パソコン | 192.168.1.10 |
| スマートフォン | 192.168.1.20 |
| プリンタ | 192.168.1.30 |
同じネットワーク内で通信できますが、このままではインターネットへ直接接続できません。
プライベートIPアドレスの範囲
プライベートIPアドレスとして使用できる範囲は決まっています。
| 範囲 |
|---|
| 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255 |
| 172.16.0.0 ~ 172.31.255.255 |
| 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255 |
CCNA試験では頻出なので覚えておきましょう。
覚え方
まずは次の3つを覚えればOKです。
10
172
192
ただし172は
172.16 ~ 172.31
だけがプライベートIPアドレスです。
例えば、
- 172.20.0.1 → ○
- 172.28.0.1 → ○
- 172.40.0.1 → ×
となります。
グローバルIPアドレスとの違い
IPアドレスにはプライベートIPアドレス以外に、
グローバルIPアドレス
があります。
| 項目 | プライベートIP | グローバルIP |
|---|---|---|
| 使用場所 | 家庭・会社 | インターネット |
| 世界での重複 | OK | NG |
| インターネット接続 | × | ○ |
例えば、

のように、
自宅ではプライベートIPアドレスを使用し、インターネットへ接続する際はグローバルIPアドレスを利用します。
NATとの関係
プライベートIPアドレスはそのままではインターネットへ接続できません。
そこで使用されるのが
NAT(Network Address Translation)
です。
NATは、
192.168.1.10
↓
150.xxx.xxx.xxx
のように、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスへ変換します。
詳しくは以下の記事で解説しています。

ハク
192.168って家のWi-Fiでよく見る数字だよね!

レイ
はい。家庭や会社のネットワークで使用されるプライベートIPアドレスです。CCNAでは172.16~31の範囲もよく出題されるので覚えておきましょう。
まとめ
- プライベートIPアドレスは家庭や社内ネットワークで使用する
- インターネットへ直接接続することはできない
- 範囲は次の3つ
10.0.0.0 ~ 10.255.255.255
172.16.0.0 ~ 172.31.255.255
192.168.0.0 ~ 192.168.255.255
- NATによってグローバルIPアドレスへ変換される
- CCNAでは頻出なので覚えておこう



コメント