CEFとは?
CEF(Cisco Express Forwarding)は、Ciscoルーターが高速にパケットを転送するための仕組みです。
ルーティングテーブルを毎回検索するのではなく、あらかじめ転送に必要な情報を保持しておくことで、効率よく通信できます。
CCNAでは「高速なパケット転送方式」として覚えておけば大丈夫です。
なぜCEFが必要なの?
例えば、たくさんの荷物を配送することを考えてみましょう。

毎回、
- 地図を開く
- 配送先を調べる
- 最適な道を探す
これを繰り返していると時間がかかります。
そこで、
「よく使う配送ルートをあらかじめメモしておく」
ことで、すぐに荷物を届けられるようになります。
CEFも同じ考え方です。
転送先を毎回計算するのではなく、事前に作成した情報を利用して高速に転送します。
CEFで利用する2つのテーブル
CEFでは主に次の2つのテーブルを使用します。
FIB(Forwarding Information Base)
FIBは、ルーティングテーブルをもとに作成される転送用のテーブルです。
「この宛先なら、このインターフェースへ送る」
という情報が保存されています。
Adjacency Table
Adjacency Tableには、
- 宛先MACアドレス
- 出力インターフェース
など、実際にフレームを送信するための情報が保存されています。
パケット転送の流れ
CEFでは次のような流れでパケットを転送します。
- パケットを受信する
- FIBで転送先を確認する
- Adjacency Tableから送信先MACアドレスを取得する
- パケットを高速に転送する
毎回ルーティングテーブルを検索する必要がないため、効率よく通信できます。
CEFのメリット
- 高速にパケットを転送できる
- CPU負荷を軽減できる
- 大量の通信でも安定しやすい
- Ciscoルーターでは標準で利用されることが多い
CCNA試験で覚えたいポイント
- CEF = Cisco Express Forwarding
- Cisco独自の高速転送方式
- FIBとAdjacency Tableを利用する
- ルーティングテーブルを毎回検索しない
- 高速・高効率なパケット転送を実現する
まとめ
CEF(Cisco Express Forwarding)は、Ciscoルーターで高速なパケット転送を実現する仕組みです。
ルーティングテーブルから作成されたFIBと、MACアドレスなどの情報を持つAdjacency Tableを利用することで、効率よく通信できます。
CCNAでは「高速な転送方式」「FIBとAdjacency Tableを利用する」というポイントを押さえておけば十分です。


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