「MealyとMooreって何が違うの?」
状態遷移図を勉強していると、この2つの言葉が出てきて混乱しますよね。
名前も似ているし、どちらも状態遷移に関係するので、最初はわかりにくいポイントです。
でも実は、違いはとてもシンプルです。
結論:違いは「出力がいつ決まるか」
MealyとMooreの違いは、これだけです。
Mealy:入力が来た瞬間に出力が決まる
Moore:状態によって出力が決まる
Mealy(ミーリー)とは?
Mealyは、入力と状態によって出力が決まる仕組みです。
つまり、
👉 入力が来た瞬間に出力が変わる
という特徴があります。
イメージ
ボタンを押すと音が鳴るイメージです。
- ボタンを押す(入力)
- その瞬間に音が鳴る(出力)
Moore(ムーア)とは?
Mooreは、状態だけで出力が決まる仕組みです。
つまり、
👉 状態が決まれば、出力は常に同じ
という特徴があります。
イメージ
信号機のイメージです。
- 状態が「青」なら → 常に「進め」
- 状態が「赤」なら → 常に「止まれ」
状態遷移図での違い
ここはテストでもよく出るポイントです。
Mealyの場合
矢印(遷移)に「入力 / 出力」を書きます。
例:
- a / 1
- b / 0
👉 入力と同時に出力が決まる

Mooreの場合
状態の中に出力を書きます。
例:
- 状態A(出力1)
- 状態B(出力0)
👉 状態ごとに出力が固定される
移動後の状態の出力がされます。

練習問題
次の Moore 型状態遷移図を考えます。

状態と出力
- 状態A(出力 = 1)
- 状態B(出力 = 0)
状態遷移
- 状態Aで入力0 → 状態A
- 状態Aで入力1 → 状態B
- 状態Bで入力0 → 状態A
- 状態Bで入力1 → 状態B
初期状態
- 状態A
問題
各入力の後に出力される値を順番に答えなさい。
💡 考え方
Moore 型では、
状態が変わった後、その状態に書かれた出力が出る
✍️ 解答
0, 0, 1, 1
🔍 解説
| 入力 | 遷移後の状態 | 出力 |
|---|---|---|
| 1 | 状態B | 0 |
| 1 | 状態B | 0 |
| 0 | 状態A | 1 |
| 0 | 状態A | 1 |
まとめ
MealyとMooreの違いはシンプルです。
- Mealy:入力と同時に出力
- Moore:状態によって出力が決まる
この違いを押さえておけば、状態遷移の理解がぐっと深まります。
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